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日本を再発見。新しい旅行記マンガ「ふしぎの国のバード」

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こんにちは、くだりです。

今回、私が話したいマンガは「ふしぎの国のバード」です。

ストーリーの内容としては、明治維新後の日本をイギリス人女性冒険家バードが有能な通訳ガイド(もはや通訳の域を超えた有能ぶり)伊藤と共に蝦夷を目指して旅していくというものです。

バードさんら異国の人からみて日本は「ふしぎの国」というわけですね。

それでは、このマンガのおすすめポイントを話していきたいと思います。

維新後の日本を疑似体験

明治維新前後の時代をテーマにしたマンガはたくさんありますよね?そしてそれらの作品にはかっこいい人たちがかっこよく活躍する姿が描かれています。

しかし、このマンガで描かれているのはそういう日本ではありません。

ここで描かれるのは、その時代の人々の「あらゆる考え方」「あらゆる生活」「あらゆる文化」です。

それをバードさんの目を通して、私たちも疑似体験することができます。

異人のバードさんにとってはどれも新鮮で、時に受け入れがたい文化もあります。そしてそれは現代の私たちにとっても同様です。(フルチンの子どもたち、温泉は混浴、股間に石を……etc)

しかしバードさんはそれらを否定することはしません(ただ聖人君子というわけではありませんので嫌なものは嫌です)むしろ理解しようと努力します。そういった姿勢は今の人々にも必要なのかもしれません。

「人」というものの良さを感じる

いく先々で、様々な文化や考え方に出会うのですが、そこには必ず人がいるわけです。

多くの人の生活があり、その中で文化というものが構築されていきます。

リアルな社会でもそうですが、本当の悪人にはそう出くわさないですよね。だいたい良い人です。日本だと特に、道を尋ねればたいていの人が教えてくれます。しかも知らない場合だとなぜか謝ってくれますよね。いえいえ、とんでもないありがとうございます。ってなります。

このマンガで出てくる人々もたいてい良い人です。というか、全員普通の人です。スーパーパワーがあったり、体がゴムだったり、そもそも地球人じゃなかったりしません。普通の人です。

それでもバードさんの為にと力を貸してくれるわけです。(もちろん普通の人ですので、ぼったくってやろうとか、薬を分けてくれーとかもあります)

でもやっぱり人っていいなと改めて思いました。

そうだ旅に行こう

なんか聞いたことあるような言葉ですが、、

みなさんも旅に行ってみてはどうでしょう?

マンガが好きな人=色々な世界が好きな人=旅行が好きな人

じゃないかと思います。

私もあまり旅行には行けませんが、たぶん旅行自体は好きです。

まぁまずはこのマンガを読んで、気持ちを高めてみてはいかがでしょうか?